居抜きか、それ以外かｗ（ローランド風） | 東京のクリニック工事ならクリニック工事LAB. | ブログ

店舗物件を決定するときに　居抜きが安い！！みたいな都市伝説信者ｗの方々が結構いらっしゃいます、こんばんは、当LAB代表の奈良です。

正直、工事屋からすれば本当にめんどくさい工事になるのであまりおススメはしませんですがメリットもあるので物件決定の一助にして頂ければ幸いです

【居抜き】メリット４選

１，そのまま使えば安くなる

床、壁、天井の化粧（表層壁紙など）のみ替えることは全然問題ないのですが壁撤去、ましてや移設となると壊して作る分コストは余計にかかります　なのであくまでもそのまま使えば安くなります　どのくらいか？程度問題もありますが（感覚としては）全体の工事費が２/３になる感じで　正直、３割引きくらいです

２，同じ業態だと認知度を引き継げる

歯科→歯科などの居抜きはもともと歯科があったので患者さまがついていて集患はしやすいと言われます。しかし悪評がひどいクリニックであったとすればその悪評も引き継ぐ形になりますのでひっくり返すまでに少々時間がかかるかも知れません　その場合イメージをガラリと変えるリフォーム工事が有効です

３，届け出関係も楽

もともとクリニックがあったところにクリニックを出す話であれば市役所、保健所、警察、消防も勝手がわかっているので届け出OKになるまで相当早く済むことが予想されます

４，すぐに開院できる

届け出関係の妙を若干使いますがもともとクリニックとして運営していた→必要なものはすべてそろっているということなので、理論上ではすぐに開院できます。しかし保健所の認可などで時間を要する場合があるので注意、確認が必要です。

如何でしたでしょうか？実はそんなに大きいメリットがあるわけではありません、まったく工事しないで開院するのならば内装施工費と医療機器設置費が浮きますので数千万円のメリットがありますがそんなに新しいクリニックは滅多にないのでなかなかお目にかかれません　そういったクリニックは取合いにもなりますので～狙って取れるものではありません　仮に取れたら超ラッキーくらいな感じですね～